【育児ストレスに強くなる】なにをしたらポジティブなママになれる?ー11日目はストレスを味方につけよう!
ポジティブママになりたい!でも何をどうしたらいいのかわからない。」
そんなママへ育児ストレスに強くなる方法をカンガルーママのルーがお答えします。
ポジティブなママは、育児ストレスに負けない強いメンタルを持っています。「でも、そんなのは生まれつき。わたしには無理。わたしにはできない。」と思っていませんか?毎日、洗濯、皿洗い、仕事、子どもの世話、部屋の掃除で一日がアッという間に過ぎてしまい、ふと我に返って「わたしはいったい何者なの?忙しすぎ。ネット情報みたいにポジティブなんてなれない!」とイライラしてしまうこともあるかもしれませんね。
今回は、いったい何をしたらポジティブなママになれるのかー11日目に考えてほしいことーを書いていこうと思います。
ネット情報が点だとしたら、これから書いていく記事は点と点が結ばれて線になっていくものであってほしいなと思います。
11日目ーストレスを味方にする
目次
- ①人にはストレスが必要ー『良いストレス』と『悪いストレス』
- ②良いストレスを増やしていく
- ③良いストレスは生活に充実感を与えてくれる
- ④育児ストレスを感じても 自分の良いストレスを習慣にする術を身に着ける
- ⑤良いストレスを味方につける
- まとめ
①人にはストレスが必要ー『良いストレス』と『悪いストレス』
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ストレスには「良いストレス」と「悪いストレス」があります。
良いストレスなんてあるの?そうなんです。全てのストレスが悪いものではありません。
むしろ、生命維持のために人には適度なストレスが必要です。
ストレスが全くない状態というのは「死」だそうです。
『良いストレス』
ストレスがよいポジティブな方向へ向く例としては、仕事の面接やある程度の緊張を避けて通れない試験などがあります。
適度な緊張感によって、集中力が生まれたり、自分を成長させたり、夢をかなえたりできます。
ストレスから大きな力が引き出されます。達成感や成長に繋がります。
『悪いストレス』
では悪いストレスはどうでしょうか?
悪いネガティブなストレスを受け続けると、眠れない日が続いたり、不安感や恐怖心が生まれて日常生活が困難になります。
うつ状態になり、何も手につかなくなるので、掃除、洗濯、料理をしたくなくなります。
こどもをかまってあげられないし、笑顔でいることなんてできません。
家族や周りの人たちから「できない人」と思われ、深く傷つく言葉を言われることもあります。
そういう自分に自己肯定感も失われ、自分をどんどん嫌いになってしまうという悪循環にはまっていってしまいます。
とはいえ、大きな悪いストレスも小さく分解してみると、前に進みやすくなります。
②良いストレスを増やしていく
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良いストレスを増やしていくために必要な『考え方』があります。
『完成度が70-80%できればいい』
つまり、
『完成度を100%完璧にしたい』という完璧主義的な考えを『完成度を70-80%でOKにする』という考えに置き換えるのです。
また
『完成度を70-80%も絶対無理』という不安や恐怖の考えが浮かぶ人であれば、『まずは10%。出来たら20%。ゆくゆくは80%』という階段を上るようなイメージで考えを段階的に置き換えていきましょう。
つまり、良いストレスを維持するためには、完璧主義(100%)や、絶対無理(0%)という考えと「さよなら」しなくてはならないということです。
適度なプレッシャーが、やる気や達成感の後押しをしてくれます。
③良いストレスは生活に充実感を与えてくれる
自分に良いストレスを与えることで、ポジティブな生活に少しずつ変化させていきましょう。
■タイマーを使って家事をする→軽いストレスを与えテンポよく家事を終わらせると達成感を感じる等
■早寝早起きをする→やることは山ほどあるからいつもより少し早めに寝るのはストレスに感じるけど、次の日の日中、集中力が上がる等
■体にできるだけ良い食事(野菜をたっぷり含んだ食事)をする→野菜料理がまず面倒でストレスだけど、少しずつ体調に良い変化がみられる等
■毎日ストレッチなどをして体を動かす→ストレッチする時間を取るのがストレスだけど、体を動かした直後スッキリするし、続けると体力がつく等
■家から出て、家族以外の人に最低1~3人の人と簡単な挨拶をする→人と会うのはストレスだけど、あいさつした後はなんだか笑顔になっている等
■自分には無理!と思うことを、冷静に分解してできることに取り組む→問題を分析すること自体ストレスだけど、乗り越えられそうな気持になる等
■最初から完璧にやろうとするのではなく、20%は失敗することもあると割り切る→少し失敗しても想定内と考えられる等
良いストレスを受け止めていくことで、考え方も行動も自然とポジティブになっていきます。
④育児ストレスを感じても 自分の良いストレスを習慣にする術を身に着ける
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忙しいママにとって、子育てをすることが悪いストレスを倍増させることがあります。
こどもは自分の思い通りに動いてくれるわけではないからです。
ストレスを解消したつもりが、一日でまた溜まってしまうと、「悪いストレスとのいたちごっこ」をしているように感じて、無気力になってしまうこともあるかもしれません。
まずはうまくいかない育児も、目標を据えて改善していく努力をすることは必要ですが、その悪いストレスに振り回されるとさらに厄介な悪いストレスを抱えることになりますので、悪いストレスを極力抱え込まない!という強い決意を持ちましょう。
悪いストレスが降りかかってきても、「これは一時的なもの。なんとかなる。」と自分に語りかけ、問題をちいさなゴミになっていくイメージで問題に向き合ってみましょう。意外と真剣に取り組んだ分、気持ちがスッキリし、乗り越えたことが自信となり、いくつもあったストレスも同時に解消されることもあるでしょう。
⑤良いストレスを味方につける
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悪いストレスのほとんどの場合、漠然とした「不安」や「恐怖」が頭の中をドロドロ行き来している状態にあります。
解決方法が見つかったかのように思えた瞬間、またそのドロがかき消してしまうので身動きが取れなくなってしまうのです。
「自分にはできない!絶対無理!」と後ろ向きになる極端(0)
「完璧にしないと意味がない!」という頂点を常に目指す極端(100)
この両極端が悪いストレスを引き寄せ、大きく暗い渦の中に誘い込んでしまう考えであることをまず認めましょう。
自分の目線から軽く一段上ることをいつも心がけ、良いストレスと腕を組んで完成度を高めていくほうが心も体も健康でいられ、こどもに笑顔で向き合う時間がふえていきます。
まとめ
ポジティブなママになるために考えること11日目はいかがでしたか?
大切なのは情報を聞いて終わりではなく、一度やってみることです。やってみれば自分の生き方に集中でき、ほかの人の生活をうらやましく思ったり、ねたみを持ったりして新たなストレスを作り出してしまうというミスを防ぐことができるのです。
- ①人にはストレスが必要ー『良いストレス』と『悪いストレス』
- ②良いストレスを増やしていく
- ③良いストレスは生活に充実感を与えてくれる
- ④育児ストレスを感じても 自分の良いストレスを習慣にする術を身に着ける
- ⑤良いストレスを味方につける
良いストレスを味方につけて、こどものお手本になりましょう!
では次回もお楽しみに!