【育児ストレスに強くなる】なにをしたらポジティブなママになれる?ー10日目は「ストレス」という全体像を把握する
ポジティブママになりたい!でも何をどうしたらいいのかわからない。」
そんなママへ育児ストレスに強くなる方法をカンガルーママのルーがお答えします。
ポジティブなママは、育児ストレスに負けない強いメンタルを持っています。「でも、そんなのは生まれつき。わたしには無理。わたしにはできない。」と思っていませんか?毎日、洗濯、皿洗い、仕事、子どもの世話、部屋の掃除で一日がアッという間に過ぎてしまい、ふと我に返って「わたしはいったい何者なの?忙しすぎ。ネット情報みたいにポジティブなんてなれない!」とイライラしてしまうこともあるかもしれませんね。
今回は、いったい何をしたらポジティブなママになれるのかー10日目に考えてほしいことーを書いていこうと思います。
ネット情報が点だとしたら、これから書いていく記事は点と点が結ばれて線になっていくものであってほしいなと思います。
10日目ー「ストレス」という全体像を知る
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目次
①ストレスという全体像を把握する
ストレスとは何でしょうか?
それは「外部からの刺激によって身体に生じた反応のこと」と言われています。
本来これは物理学で使われている言葉で、外からの刺激に対する力(応力)をさしていたようです。
アメリカの生物学者ウォルター・B・キャノンやカナダの医学者のハンス・セリエによって研究が進められた結果、それが今私たちがよく使う「ストレス」になったようです。
(※厚生労働省 生活習慣病予防のための健康情報サイト「ストレス」参照)
では、育児ストレスはこうした「ストレス」とは別のものなのでしょうか?
心理学的な観点から見た「育児ストレス」は特別なものではなく、それ以外のストレスとのある共通点が存在するのです。
②外からの刺激:夫・子ども・両親・ママ友の人間関係や育児の悩み
育児中の「外からの刺激」には、夫・子ども・両親・ママ友の人間関係や育児の悩みが挙げられます。
「私は一生懸命やっているのに、周りは誰も私のことを評価してくれない!」
「何度言わせれば分かるの!?」
「しつけのことで両親とぶつかる・・・時代はもう変化しているのに・・・。」
「ママ友と会うの、いやだな(´;ω;`)」
「子どもとの接し方がわからない!どうしたらいいの?」
様々な嫌なことが 波のように何度も何度も押し寄せてくると、何もかも放棄してしまいたくなるかもしれません。
③同じストレスを受けても、実は人によって受け止め方が違う
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上記のようなストレスが一度に押し寄せてきたとしても、実は人によって受け止め方が違います。
0~10までの表があるとして、10をストレスMAXの数値表にしたとしましょう。
●ゆる子さんの場合→数値1(あまりストレスと感じない)
●ある子さんの場合→数値5 (半分ストレスと感じている)
●やだ子さんの場合→数値10(ストレスMAXと感じている)
人によって受け止め方が違うという点を知るだけでも、客観的に自分の気持ちを冷静に見ることができそうです。
④なぜ人によってストレスの数値が違うのか
なぜ人によってストレスの数値が違うのでしょうか?
答えは「物事の見方」 または 「物事のとらえかた」です。
どういうことか先ほどの例を続けてみてみましょう。
●ゆる子さんの場合→数値1(あまりストレスと感じない)
物事の見方・とらえ方を ゆる子さんに聞いてみましょう。
「だれだって、こんなことはあるでしょう。たまたま一度にトラブルが重なっただけのこと。
私だって子育てしながら忙しくしているから、うまくコミュニケーションが取れていなかったと思うし、
これからは一つずつ見直して、できることをやっていこう。状況はまた良くなる!」
●ある子さんの場合→数値5 (半分ストレスと感じている)
「くやしい!そして悲しい・・・。何度もふとした瞬間に思い出してイライラしてしまう。
ふう・・・。でもこれは私が成長できる分野があることに気付かせてもらえたってことね。
まだいやな思いはあるけど、前を向いて状況をよくしていこう。」
●やだ子さんの場合→数値10(ストレスMAXと感じている)
「もういやだ・・・。何もかも・・・。家事も手につかない。私はもう動けない・・・。
みんな私のことを否定している。もう誰も信用できない。これから先も良いことなんてあるはずがない・・・。」
みなさん、受け止め方がそれぞれですね。
⑤ストレスとなる問題が起きた時 自分に2つの質問をしてみる
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■一つの質問は
「このトラブルに対する私のストレス数値はいくつ?」
(0~10を選ぶ)
■二つ目の質問は
「どんな方法で解決したい?」
(思いつくまま あらゆる解決方法とそれを選択した結果を予想したことを紙に書き出してみましょう。)
後は、自分で考えた解決方法に真剣に取り組んでみましょう。
そのようにしてストレスを上手に乗り越えていく力をつけていきましょう。
ストレスに対して「チャレンジしてみようという燃料」に変化させましょう。
まとめ
ポジティブなママになるために考えること10日目はいかがでしたか?
大切なのは情報を聞いて終わりではなく、一度やってみることです。
やってみれば自分の生き方に集中でき、ほかの人の生活をうらやましく思ったり、
ねたみを持ったりして新たなストレスを作り出してしまうというミスを防ぐことができるのです。
- ストレスという全体像を把握する
- 外からの刺激:夫・子ども・両親・ママ友の人間関係や育児の悩みの根底は実は共通している
- 同じストレスを受けても、実は人によって受け止め方が違うことを知る
- なぜ人によってストレスの数値が違うのかー物事のとらえ方と関係している
- ストレスとなる問題が起きた時 自分に2つの質問をして、「だめだ」→「チャレンジしよう」という燃料に変えていく。
「こんなことでストレスに強くなれるの?」と思うかもしれませんが、毎日意識して行っている人は少ないようです。
こうしたつみかさねで、ストレスに上手に向き合うママを見て、夫も子どもも学び、家族の安心につなげていきます。
では次回もお楽しみに!