【育児ストレスに強くなる】なにをしたらポジティブなママになれる?ー9日目は家族でいっしょに夕食を食べる
「ポジティブママになりたい!でも何をどうしたらいいのかわからない。」
そんなママへ育児ストレスに強くなる方法をカンガルーママのルーがお答えします。
ポジティブなママは、育児ストレスに負けない強いメンタルを持っています。「でも、そんなのは生まれつき。わたしには無理。わたしにはできない。」と思っていませんか?毎日、洗濯、皿洗い、仕事、子どもの世話、部屋の掃除で一日がアッという間に過ぎてしまい、ふと我に返って「わたしはいったい何者なの?忙しすぎ。ネット情報みたいにポジティブなんてなれない!」とイライラしてしまうこともあるかもしれませんね。
今回は、いったい何をしたらポジティブなママになれるのかー9日目に考えてほしいことーを書いていこうと思います。
ネット情報が点だとしたら、これから書いていく記事は点と点が結ばれて線になっていくものであってほしいなと思います。
9日目ー家族でいっしょに夕食を食べる
目次
①家族でいっしょに夕食を食べるメリット
最大のメリットはポジティブな環境をつくると同時に自分、夫、こどもの心の安定もつくりだせるということです。
今、家族みんなバラバラで夕食をとっている状況であれば、ぜひ見直していただきたいところです。仕事や塾など様々なことで時間をとられるがままに家族のチーム作りをおろそかにすると、結局のところストレスの上に日々のストレスが解消されないままさらに積み重ねていくことになります。
食事をいっしょにとることで、家族の小さなわだかまりも解消されやすくなりますし、こどもの成長に大きく影響することを頭に入れておくと、夕食の時間に意義をもたせることができるでしょう。
またいっしょに家族で食事をとることで、「家族がひとつのチームである」という意識をつくることができます。
ママも、友達と食事をした過去のことを思い出してください。親しい友達との食事が、さらに「仲間」意識を強めたと感じたことはなかったでしょうか。それと同じことを家族でも作ることができるのです。
家族という社会にも、毎日ミーティングが必要なのです。
②体も心もチャージする
夕食時の会話で家族の体と心をチャージさせることができます。
こどもが日中家の外で、ひざをすりむくケガをしたとします。夕食の時、すこし傷がいたんで顔が歪んだ時、パパがその表情を察知し声を掛けます。「どうした?」
こども「きょう、あそんでいてころんじゃったの。そのきずが、いまちょっといたかった・・・。」
パパ「そっか、それは痛かったね。」
ママ「元気に遊んでいたんだよね。」
パパ「今日はどこで遊んでいたの?」
こども「公園」
パパ「公園かぁ。最近家族で行っていないなぁ。」
こども「こんどパパも行こうよ!みんなで行きたい!」
パパ「再来週の土曜日は行けそうだ。はやくその足の傷なおるといいね。」
こども「やったー!キズがはやくなおるようにする!ごはんおかわりー!」
こどもは家族で行く公園を楽しみにしながら、ケガが治っていく過程もポジティブに据えていくでしょう。
パパも家族といっしょに過ごす時間を意識して、チームワークを強化させました。
ママはその会話のやりとりで、安心感や幸せを感じることができます。
夕食時のポジティブな会話で、こどもの体の傷も心の傷も回復を早めることができるのです。
③夕食を一緒に取るためにできること
こどもが小さなうちは、パパが帰ってくる時間と、こどもの夕食の時間が大きくずれることがあります。
【土・日・休日は家族でいっしょに食事をとる】
土日・休日は比較的家族の予定を合わせやすいので、この休みを使っていっしょに食事をする時間をとることからはじめましょう。
【平日も家族でいっしょに食事にチャレンジ:こどもの夕食が午後5時・大人の夕食が7時の場合】
どうしてもこどもの夕食を午後5時に取らせる必要がある場合、「デザートだけ」大人の夕食時間に加わらせることができます。
15分でも「いっしょにいるのが楽しい」という場を作るのが目標です。
デザートは、消化の良いものにしましょう。小皿に一口でも十分です。
こどもが成長し、大人と同じ時間に夕食がとれるまでのトレーニングになるでしょう。
【平日家族でいっしょに食事をする時間を合わせられる場合:夕食6時頃】
積極的にこの時間を使いましょう。
食事を楽しくするためにテーマをきめることもできるでしょう。
春休み、夏休み、冬休みなどに行く旅行の期待、また過去に行った旅行での出来事を思い出す話などです。
こどもも自分が家族に認められている、愛されていると感じることで自己肯定感をもつことができます。
④こどもや夫にも協力してもらう
どんなことを協力してもらえるでしょうか?
●家族みんなで夕食時間を決め、守るようにする
例:夜6:00
夜6:30
夜7:00など
●食事をしている間はケンカしたり、他人の悪口を言わないと決める
例:食事のたびにケンカになることが習慣になってしまうと、こどもも食事すること自体が嫌いになります。
「楽しく食事をする」を心がけましょう。
●こどもが夕食時間だとわかる工夫をする
例:こどもに夕食時間を知らせる声かけを考える
こどもが何かに集中しているときに「夕食ですよ、はやく来なさい!」と言われると、イライラ機嫌を悪くして席に着くことになるでしょう。声かけを考えましょう。このようなことでケンカに発展してしまうのはとてももったいないことです。
例:夕食前に音楽を流して知らせる
学校のチャイムや音楽でこどもが行動していることをイメージして、家でも取り入れてみましょう。
夕食の音楽がなることで、自分から席に着きやすくなるかもしれません。
●パパがどうしても残業する場合は「ひとことメッセージ」をもらう
パパは夕食の時間に合わせることを心がけます。
しかし、時にはそうできない場合もあります。その時はパパから家族へ「ひとことメッセージ」をもらいましょう。
パパが夕食の時にいなくても、ママとこどもが「パパのひとことメッセージ」で安心したり、尊敬したり、時には爆笑したりして、パパを思い浮かべながら食事ができます。こどももパパが家族を大切にしていると学び、子どもがパパになったとき、その姿勢が引き継がれやすくなります。
⑤週1日から目標を立て→毎日習慣づけられるように自分のスケジュールに組み込んでいく
家族みんなバラバラ状態であれば、週末1日から始めましょう!
1年後には週3回を目標にします。
2年後に週4回を目標にします。
3年後に週5回を目標にします。
4年後に週6回を目標にします。
5年後に週7回を目指します。
ゆっくり、でも確実に習慣づけていきましょう。
まとめ
ポジティブなママになるために考えること9日目はいかがでしたか?
大切なのは情報を聞いて終わりではなく、一度やってみることです。やってみれば自分の生き方に集中でき、ほかの人の生活をうらやましく思ったり、ねたみを持ったりして新たなストレスを作り出してしまうというミスを防ぐことができるのです。
- 家族でいっしょに夕食を食べるメリットをよく考える
- 体も心もチャージする
- 夕食を一緒に取るためにできることを考える
- こどもや夫にも協力してもらう
- 週1日から目標を立て→毎日習慣づけられるように自分のスケジュールに組み込んでいく
毎日 家族で夕食をとることは、年数回の大きなパーティよりはるかに意義があり、効果があります。小さなつみかさねが家族の安心感をつくっていきます。
次回もお楽しみに!