【育児ストレスに強くなる】育児ストレスという暗いトンネルから出る方法はあるの？

　こどもが「学校に行きたくない」と言い出した。こどものかんしゃくがひどくて限界。子育ては初めてだから不安、たくさんの情報に振り回されてストレス。自分の時間が無くなってしまった。こどもがいる明るく笑顔の多い理想の家庭を思い浮かべていたのに・・・と、現実の様々な子育てで悩むママのために「育児ストレスに強くなる」シリーズをカンガルーママがお送りします。

カンガルーママ

育児ストレスという暗いトンネルから出る方法はある？

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答えは「あります」。

ただし、条件があります。

それは、その暗いトンネルから「出たい！」というあなたの強い決意と継続が必要です。

人によって、「短い時間」そのトンネルにいる人もいれば、何年も「長い時間」　そのトンネルにいる人もいます。

その中には「外に出たらどんなにすばらしいだろう・・・」と思いながらも、今悩んでいる自分自身やストレスの多い場所がいつしか心地よくなってしまう人もいます。

一度トンネルから出たのに、再び暗いトンネルを思い出いだして懐かしさと共に戻る人もいます。

また、そもそも出口に近づくための一歩をふみだす気力さえ奪われている人もいます。

それで、そのトンネルから「出たい！そして、決して戻らない！」というあなたの決意がまず必要なのです。

育児ストレスとはなにか

育児ストレスとは子育てに関連して不安、心配、焦り、葛藤、精神的苦痛を受けている状態です。

例えば、

「こどもが生まれてから自分の時間が取れなくなった。」

「こどもをどう育てたらいいのかわからない。」

「何度叱っても　こどもが言うことを聞いてくれない。」

「こどもが暴力を振るってきた。」

「こどもが不登校になった。世間からうちの家族がどう見られているのかが怖い。」

「こどもとコミュニケーションが取れない。」

「こどもに良い教育を受けさせたいが経済的に負担が大きい。」

「あの子に比べてうちの子は全然できない。」

「ママ友となじめない。」

など、子育てに関係したあらゆる問題で非常に苦しんでいる状態といえます。

どうしたら育児ストレスというトンネルから抜け出せるのか

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まずは自助力をつけましょう。自助力とは、他人に依存することなく、自分の力で物事を行う力のことです。

他の人から助けてもらうのはもちろん大切です。ですが、いつも人を頼ることばかり考えると、自分の自尊心が削られたり、自分はダメな人間だという思いが強くなったり、他者とのトラブルを新たに作ってしまうこともあります。自分のもともと持っている力もトレーニングして筋肉を鍛えるように日々意識して使っていきましょう。

このようなことをイメージするといいでしょう。

あなたがケガをしたとき、お医者さんはそのケガを消毒し、傷口を縫い、処置をしてくれます。あとは、あなたがもともと持っている体の細胞が修復する機能を発揮し、ケガが治っていきます。それを自然治癒力といいます。お医者さんは、まず前提として、あなたの自然治癒力を信頼しています。そして必要な薬や手当をしてくれるのです。

同じように「あなたがもともと持っている　ストレスに対応していく力」、この自然治癒力を使いましょう。

まずは、悩みを分析する力を身につけましょう。

具体的な悩みと分析の方法

悩むのに使っていた時間を　問題解決への建設的な時間にすりかえましょう。じっくり時間をかけて考えます。

無駄な時間と考えないでください。

では早速自分のノートをもってきてくださいね。

1 悩みを具体的に書く

①わたしは何を悩んでいるんだろう？

②わたしはなぜ悩んでいるんだろう？

③わたしはいつからなやんでいるんだろう？

④わたしはどのように悩んでいるんだろう？

⑤わたしは特定の場所で悩んでいるのだろうか？

⑥わたしは、誰が関係してくると悩むのだろうか？

2 自分には「具体的に」何ができるか→　その結果どうなるか予想し書き出す

思いつくところから、自分にできることをいくつも書く。

（この時点から、人や機械におまかせすることも含めることができる）

その悩みに対して自分は何ができるのか、それを実行したらどんな結果になるか、思いつく限り書き込む。

例

■私ができること　その①　⇒結果はこうなると思う

■私ができること　その②　⇒結果はこうなると思う

■私ができること　その③　⇒結果はこうなると思う

3 自分にできることを選ぶ

そのリストから一つ選ぶ。

できるだけあなたも、相手も、傷つけず、納得がいくであろう選択をしましょう。

いくつも書いた選択肢をよく見て考えましょう。

例

■「私はこの方法を実行する⇒私ができること　その②」に決めた。

4 期限を決めるー自分はこの方法をいつから始めるのか

期限をしっかり決めましょう。

期限を決めた瞬間心に余裕が生まれるのを感じるかもしれません。

例

■「わたしは　今日の１４：００から実行する。」

5 予定通り実行する

■　覚悟を決めて、迷わず実行に移しましょう。

不安になったらノートを見返して「じっくり考えて出した結論だ」と言い聞かせましょう。

ノートに記入することで頭も整理されます。

今から、悩んでいたことを　チャレンジするエネルギーにかえられそうな気持ちになってきたでしょうか？

まとめ

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暗いトンネルからぬけだすには

●あなたの強い決意

●悩みの分析・整理

●解決へ向けて考えたことを実行してみる

問題が起きるたびに、同じように問題を分析・整理・選択・実行してください。

強い決意に比例して、あなたは暗いトンネルから思ったより早く抜け出すことができ、今まで見たことのない自分の力や成長に驚かれるでしょう。

（参考資料：D・カーネギー　道は開ける）